あるかぽーと開発計画 - 激論!下関
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あるかぽーと開発計画



最終更新日:2012年3月24日 - ページ公開開始

図

1988年(昭和63)に、海浜公園をメインに開発計画がスタート。

しかしその後、数々の計画変更や意見分離などにより計画はほぼ横ばい状態となり、海響館(しものせき水族館)しか置かれていないのが現状です。

現在までに費やした費用は計り知れないものである。
上空写真

・ 経緯
・ 現状


経緯

まずこの計画、88年にスタートしました。(87年かも…)
当初は海浜公園をメインに整備することを目的とし、現在の様な埋め立て地が完成したのは96年です。
しかし!!
98年に市長が計画変更を打ち出したんですね。
その内容は、「公園を縮小→商業施設を導入、開発計画を民間委託」というもの。
ここからだんだん大変になってゆきます(笑汗)

計画書1
上図は、計画開始に伴い92年に運輸省と市が共同作成したパンフです。
いや〜、海浜公園ですね!(笑)
右下の円形の建物は水族館でしょうか?とにかく全体的に古い感じがあります。

しかし98年に計画変更があったため、01年に新たに市がパンフを作成します。
計画書2
あ、海響館だ。(笑)
前回の予定図と比べると、中央の大きな池(ビーチ?)はそのままで、ターミナル付近の建物の数が増えて少し大きくなりました。
[ターミナル,商業施設] - [海浜公園] - [水族館] というスタイルです。

開発計画が民間委託となったため公募が行われ、神戸製鉄グループが選ばれます。
計画書3
しかし、極端に公園を少なくし、大型商業施設や外資系ホテルの誘致を進める市と神戸製鉄に地元商店街等が猛反発。
市はなんとかして計画を進めようと、破格の値段で土地を売ろうとするがこれまた失敗。
あまりに計画が進行しないため、神戸製鉄グループは計画から辞退
よって、当初予定していた大型商業施設の核テナント「イズミ」も撤退します。
(その後イズミは出店地を新下関に変更し、ゆめシティをオープンさせる。)

まさかの白紙に戻ったあるかぽーと開発計画(この時07年5月)。
果たしてどうなる!?
(10月11日)


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現状

08年8月、新たな提案書が3案報告されました。

A事業者 (総事業費 … 92億円)
提案書A-1
提案書A-2
提案書A-3

B事業者 (総事業費 … 109億円)
提案書B-1
提案書B-2
提案書B-3
提案書B-4

C事業者 (総事業費 … 57億円)
提案書C-1
提案書C-2
提案書C-3


協議の結果、C事業者「大和リース」の案が採用されますが、色々あって大和リースは辞退。
さー大変だ!また白紙だ!って事ですね(笑)
(10月11日)
あるかーぽとの新事業案が決定したので更新します。
しかしその前に、大変な事に気が付きました。
どうやら、このページは「公開されていなかった」みたいですね・・・(汗)
ページは作成していましたが、公開していないままだったみたいです(・_・;)
では以下、2009年10月11日の作成以来の更新です!笑

2012年3月22日、久しぶりにあるかぽーとの話題がニュース等で流れましたね。
その内容は「アミューズメント施設開発事業予定者の決定」

・・・ん?

実は最近あるかぽーとについては気にしていなかったのが本音だったのですが、
アミューズメント施設を誘致するという事になっていたんですね。
とりあえず、全体的な構想は以下のようになっているようです。

計画書4

芝生による整備箇所や各ゾーンを市が設定し、各ゾーンで事業案を募るという方法でしょうか。
この度事業予定者が決定したのは「賑わい創出のゾーン(8093平方メートル)」ですね。
詳しく見ていきましょう!

事業予定者は、大阪市に本社を置く「泉陽興業株式会社」です。
天保山大観覧車やグリーンランド、海の中道海浜公園でアミューズメント施設等を経営している会社のようです。
(会社HP ⇒ http://www.senyo.co.jp/
さあ、泉陽興業の出した案とはどのようなものでしょうか!

泉陽興業案

うん、まさにアミューズメント施設ですね。笑
もちろん目玉は観覧車ということですが、潮風強いあるかぽーとによく建てますね〜。
どうやら泉陽興業は、観覧車の建設が強みの会社のようです。
これらの投資額は約13億円で、従業員数は16人の予定。
市は土地を年間1400万円で10年間貸し付ける契約を結ぶようですね。
では、観覧車を含む各施設の計画を少し詳しく見てみましょう。

[大観覧車]
 高さは59.5m。
 また、特殊な眼鏡をかけて景色を見渡すと、景色に合わせた仮想映像が見られるシステムを設置するそうです。
 但しこのシステムの設置は開業から数年以内とのことで、ちょっとガッカリ。
[カード迷路]
 これは、イメージ図右側にある緑色の格子状の施設と思われます。  泉陽興業の目玉商品の1つ「カード迷路 ぐるり森大冒険」という遊具施設のようです。
 カードを使って先に進む迷路のようで、日本各地に設置されています。
 詳細はHPにあるのでどうぞ ⇒ http://www.senyo.co.jp/gururi/
 カード迷路
 ※イメージは埼玉県むさしの村にある同様の施設
[メリーゴーランド]
 説明無用、メリーゴーラウンドですね(笑)
 泉陽興業の手がけた施設を見る限り、いたって普通のメリーゴーラウンドのようです。
 イメージ図中央の、広場のような場所の左に見える遊具と思われます。
[オーシャンスインガー]
 これはどうやら、空中ブランコのようです。
 名称は違いますが、グリーンランドにある「ウェーブスインガー」(下図左)のような物と思われます。
 ウェーブスインガー1 ウェーブスインガー2
 イメージ図内の、観覧車手前にある2番目に大きな遊具がそれと思われます。
 イメージ図は、ひたち海浜公園の空中ブランコ(上図右)とよく似ていることが確認できます。
 イメージ図ではブランコ下に水面のようなものが見えますが、これが「オーシャン」要素でしょうか?
[マーメイドパラダイス]
 これは、子供向け急流すべりのようです。
 泉陽興業が手がけた葛西臨海公園にも同様の施設があります。
 マーメイドパラダイス1 マーメイドパラダイス2
[カーニバルゲーム]
 カーニバルゲームとは、よく遊園地にある「射的」や「輪投げ」といった類のものと思われます。

この他にも、屋内アミューズメント,定置式遊具,キャラクターミュージアムを設置予定です。
キャラクターミュージアムって何のキャラクターなんでしょうか。
静かに見守ることにします。

さて、このような事業案が採用された訳ですが、・・・大丈夫なんでしょうか?
いわゆる「遊園地」で採算をどれほど取れるのか。
おそらく、入園無料で各施設毎に料金を払う形式と思います。
かなり子供向けの遊具が多そうなので、どれだけ子供連れを誘致できるかもポイントになりそうです。
あと気になるのは、「泉陽興業」という会社。
パクリ遊園地で有名な中国の石景山遊楽園は、実はこの会社の企画・建設・運営指導のようなんです(笑)
パリクキャラクターのミュージアムができることは有り得ないでしょうが(笑) また情報が来るのをゆっくり待つ事にしましょう!
(2012/03/24)


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